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この日記は、(株)トミーウォーカーのPBW・シルバーレインにおける一人のキャラクター「無髪 萌芽」と、その背後の茶番劇が主体のブログです。 よく分からない方は戻るを推奨します。 ちなみにこのブログでは、背後がこれでもかと言うくらい頻繁に出てきて暴虐の限りを尽くします。 そういうのがあまり好きではない方もお気をつけ下さい。
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萌芽が一人でGTに潜って特訓中、
そんな妄想を書いています。

妄想垂れ流しなので設定無視含め色々ひどいかもしれません。

いや、ひどいです!

ここはとある学校…と言っても既に廃校から数十年は経過している、
そんな場所に無髪萌芽は足を踏み入れていた
無論、ゴーストを退治する為だ。


「スーハーー……よし!!」
深呼吸し決意を固め再度足を踏み出す、瓦礫を踏みしめる音が響く

しかし響く足音は一人分だった

そう、萌芽は一人でゴーストタウンに来ていた
いつもは誰かに付き添ってもらうが今回に限って言えば一人だった。

なぜか?

甘えを少しでも無くす、一人での戦いの経験を積む、理由は様々だが一貫している事は己を磨くという目的の為だった。

「日は…うん、まだ高いね。」

ファイアフォックスでもないのに日の高さを気にするのには理由がある…
が、それは別にここのゴーストが昼間にしか出ないというようなものではない。

普段ゴーストと対峙している割にゾンビや幽霊にあまり耐性が無い為、単純に暗いのが怖いのだ。
その為普段仲間と潜る時もできうる限り昼間を選ぶ、萌芽はそんな人間だった。

―つまり萌芽はヘタレな上にビビリだった―

恋人が出来てもお化け屋敷等に入ればアウトである…が、
恐らくこの心配は杞憂に終わるだろう。

…そもそも恋人ができn(ry


そんな萌芽が一人でGTに潜る事を決意したのだ。
初めてのお使いを完遂した子供の親ばりに褒めてあげてもバチは当たらないはずである。


そうこうしている内に萌芽は校舎の中にたどり着いた、
木造三階建ての校舎は天井、壁、廊下と所構わず穴が開き、窓以外からも日の光が差し込んでいる。


ギシギシと軋む音に不安と恐怖を募らせながら廊下を進んで行くと不意に不穏な気配が漂う
「―ッ!イグニッション!!」


詠唱兵器を身に着けた萌芽の前後に2体ずつ、
バットを持った野球青年リビングデッド3体とイノシシのような妖獣1体が姿を現す…
と、同時に妖獣が萌芽目掛けて突っ込んで来た!

「うぉっ?!」
咄嗟に思い切り跳躍し回避、
前方のリビングデッド2体の動きを確認すると丁度ボールを此方に向かって投げつけていた!

(「確か後ろのリビングデッドも同じ事をしてたはず!」)
バールのような物を後ろ手に回転させると同時に牙道大手裏剣を2体のリビングデッドに放つ!

大手裏剣がリビングデッドをなぎ払い消滅させる爆音と
後ろ手に回転させた詠唱兵器が背後に迫ったボールを弾き飛ばした音が聞こえたのはほぼ同時だった。

「よしっ!いい感じだ!」
攻防共に好調、一手で敵の数を半分にまで減らした萌芽は得意げな表情を浮かべる

が、萌芽の前方、消滅させたリビングデッド2体の攻撃はまだ生きていた!!

天井付近まで届く勢いで跳躍した萌芽に二つの剛速球は確実に迫ってくる!
加えて足元では妖獣が萌芽の自由落下を今か今かと待ちかね猛っていた。

―しかし萌芽は焦らない―

「重力に身を任せるほどのんびりしちゃいないさ!」

反転、萌芽は天井に足をつきそして――――再度跳躍した!!

跳躍の衝撃で天井の一部が吹き飛び瓦礫が落ちてくるが
イグニッションを終えた萌芽が妖獣に接近するスピードはその比ではない!

ヒロイックフィーバーを放つ、重力を味方に付けた角兜が妖獣を貫き
バールのような物がダメ押しとばかりに妖獣の体を打ち付けた!
カラフルな煙と勝利のファンファーレが上がる。

「どうだ見たかっ♪ 俺だってやれヴァブフッ?!(ドガンッ!)」

決め台詞の途中で萌芽の声が途切れる、
煙の晴れた先には動力炉の止まった詠唱兵器を片手に上半身を廊下に埋めたままもがく萌芽の姿があった。

……着地を考えていなかったようである。

―そして、考えていなかったのは一つだけでは無かった―

もがく萌芽の腰に重い一撃が加わる!
その勢いで体は抜けたが無防備な状態で窓際に叩きつけられる!
「カハッ」

ジャストミート、萌芽が開けた穴の近くには最後のリビングデッドが立っていた。

しっかり食べてきた昼ご飯が反逆を起こす…のを気合で鎮圧、
一旦距離を取り獣のオーラを纏いつつ構えなおした
…詠唱兵器は未だに回転を始めていない。

「(ど、どどどどうしよう?!)」

止まった詠唱兵器では効率的なダメージも効率のいい回復も行えない、萌芽にそんなアビリティはない。
焦る萌芽を見やり最後のリビングデッドがバットを構え嬉しそうに表情を歪める。

「な、なんか嫌な予感が……」

―地獄の千本ノックが始まった―

「廊下でそんな事すんなぁああ!」

廊下と天井に大穴を開けた萌芽が叫ぶ……説得力がない上に攻撃は止まない…当たり前だが
「そ、そう簡単に当たってへぶっ!たまるがふっ!ごめ、ちょっとタンまふっ!」




――しばし後、復活した詠唱兵器でバットごとリビングデッドを葬った萌芽であったが

……その顔は既にぼっこぼこだった。

「うぅ…こ、こんなはずじゃなかったんだけどなぁ…」

初手からいきなり躓いた萌芽だったがめげてばかりではなかった

「こんな所で引き返せるか!」と歩みを進める。


その後もゴーストと幾度か交戦し
「(さっきの失態分くらいは取り戻せたかなぁ?)」
等と考えながら更に歩みを進めていた矢先…奇妙な感覚が萌芽を襲った!


――目の前に萌芽が現れた――


「わっ?!って…な、なんだ鏡か…」
内心かなりドキドキしつつも気を取り直して更に進む。

「それにしても、さっきの奇妙な感じはいったい…?」

鏡に向かって廊下を進む、鏡の萌芽も同じように動く、
ようやく自分の表情が確認できるかという所まで迫ったとき、変化は起きた!

「クヒヒヒヒッ」
「!?」

鏡の中の萌芽は萌芽自身が今まで浮かべた事のないような醜悪な笑みを浮かべ、声を上げて嗤う。
「鏡じゃ……ない?でもこんなゴーストって?!!」


―戸惑う萌芽を鉄球が襲った―



―――――――To Be Continued―――――――






萌:つ、続いちゃったね…

背:続いちゃったよ……

萌:思ったんだけど俺、あんまりかっこよくないよね?
背:そこはすごく真面目にやったんだ、褒めてくれ!

萌:・・・
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ここはとある学校…と言っても既に廃校から数十年は経過している、
そんな場所に無髪萌芽は足を踏み入れていた
無論、ゴーストを退治する為だ。


「スーハーー……よし!!」
深呼吸し決意を固め再度足を踏み出す、瓦礫を踏みしめる音が響く

しかし響く足音は一人分だった

そう、萌芽は一人でゴーストタウンに来ていた
いつもは誰かに付き添ってもらうが今回に限って言えば一人だった。

なぜか?

甘えを少しでも無くす、一人での戦いの経験を積む、理由は様々だが一貫している事は己を磨くという目的の為だった。

「日は…うん、まだ高いね。」

ファイアフォックスでもないのに日の高さを気にするのには理由がある…
が、それは別にここのゴーストが昼間にしか出ないというようなものではない。

普段ゴーストと対峙している割にゾンビや幽霊にあまり耐性が無い為、単純に暗いのが怖いのだ。
その為普段仲間と潜る時もできうる限り昼間を選ぶ、萌芽はそんな人間だった。

―つまり萌芽はヘタレな上にビビリだった―

恋人が出来てもお化け屋敷等に入ればアウトである…が、
恐らくこの心配は杞憂に終わるだろう。

…そもそも恋人ができn(ry


そんな萌芽が一人でGTに潜る事を決意したのだ。
初めてのお使いを完遂した子供の親ばりに褒めてあげてもバチは当たらないはずである。


そうこうしている内に萌芽は校舎の中にたどり着いた、
木造三階建ての校舎は天井、壁、廊下と所構わず穴が開き、窓以外からも日の光が差し込んでいる。


ギシギシと軋む音に不安と恐怖を募らせながら廊下を進んで行くと不意に不穏な気配が漂う
「―ッ!イグニッション!!」


詠唱兵器を身に着けた萌芽の前後に2体ずつ、
バットを持った野球青年リビングデッド3体とイノシシのような妖獣1体が姿を現す…
と、同時に妖獣が萌芽目掛けて突っ込んで来た!

「うぉっ?!」
咄嗟に思い切り跳躍し回避、
前方のリビングデッド2体の動きを確認すると丁度ボールを此方に向かって投げつけていた!

(「確か後ろのリビングデッドも同じ事をしてたはず!」)
バールのような物を後ろ手に回転させると同時に牙道大手裏剣を2体のリビングデッドに放つ!

大手裏剣がリビングデッドをなぎ払い消滅させる爆音と
後ろ手に回転させた詠唱兵器が背後に迫ったボールを弾き飛ばした音が聞こえたのはほぼ同時だった。

「よしっ!いい感じだ!」
攻防共に好調、一手で敵の数を半分にまで減らした萌芽は得意げな表情を浮かべる

が、萌芽の前方、消滅させたリビングデッド2体の攻撃はまだ生きていた!!

天井付近まで届く勢いで跳躍した萌芽に二つの剛速球は確実に迫ってくる!
加えて足元では妖獣が萌芽の自由落下を今か今かと待ちかね猛っていた。

―しかし萌芽は焦らない―

「重力に身を任せるほどのんびりしちゃいないさ!」

反転、萌芽は天井に足をつきそして――――再度跳躍した!!

跳躍の衝撃で天井の一部が吹き飛び瓦礫が落ちてくるが
イグニッションを終えた萌芽が妖獣に接近するスピードはその比ではない!

ヒロイックフィーバーを放つ、重力を味方に付けた角兜が妖獣を貫き
バールのような物がダメ押しとばかりに妖獣の体を打ち付けた!
カラフルな煙と勝利のファンファーレが上がる。

「どうだ見たかっ♪ 俺だってやれヴァブフッ?!(ドガンッ!)」

決め台詞の途中で萌芽の声が途切れる、
煙の晴れた先には動力炉の止まった詠唱兵器を片手に上半身を廊下に埋めたままもがく萌芽の姿があった。

……着地を考えていなかったようである。

―そして、考えていなかったのは一つだけでは無かった―

もがく萌芽の腰に重い一撃が加わる!
その勢いで体は抜けたが無防備な状態で窓際に叩きつけられる!
「カハッ」

ジャストミート、萌芽が開けた穴の近くには最後のリビングデッドが立っていた。

しっかり食べてきた昼ご飯が反逆を起こす…のを気合で鎮圧、
一旦距離を取り獣のオーラを纏いつつ構えなおした
…詠唱兵器は未だに回転を始めていない。

「(ど、どどどどうしよう?!)」

止まった詠唱兵器では効率的なダメージも効率のいい回復も行えない、萌芽にそんなアビリティはない。
焦る萌芽を見やり最後のリビングデッドがバットを構え嬉しそうに表情を歪める。

「な、なんか嫌な予感が……」

―地獄の千本ノックが始まった―

「廊下でそんな事すんなぁああ!」

廊下と天井に大穴を開けた萌芽が叫ぶ……説得力がない上に攻撃は止まない…当たり前だが
「そ、そう簡単に当たってへぶっ!たまるがふっ!ごめ、ちょっとタンまふっ!」




――しばし後、復活した詠唱兵器でバットごとリビングデッドを葬った萌芽であったが

……その顔は既にぼっこぼこだった。

「うぅ…こ、こんなはずじゃなかったんだけどなぁ…」

初手からいきなり躓いた萌芽だったがめげてばかりではなかった

「こんな所で引き返せるか!」と歩みを進める。


その後もゴーストと幾度か交戦し
「(さっきの失態分くらいは取り戻せたかなぁ?)」
等と考えながら更に歩みを進めていた矢先…奇妙な感覚が萌芽を襲った!


――目の前に萌芽が現れた――


「わっ?!って…な、なんだ鏡か…」
内心かなりドキドキしつつも気を取り直して更に進む。

「それにしても、さっきの奇妙な感じはいったい…?」

鏡に向かって廊下を進む、鏡の萌芽も同じように動く、
ようやく自分の表情が確認できるかという所まで迫ったとき、変化は起きた!

「クヒヒヒヒッ」
「!?」

鏡の中の萌芽は萌芽自身が今まで浮かべた事のないような醜悪な笑みを浮かべ、声を上げて嗤う。
「鏡じゃ……ない?でもこんなゴーストって?!!」


―戸惑う萌芽を鉄球が襲った―



―――――――To Be Continued―――――――






萌:つ、続いちゃったね…

背:続いちゃったよ……

萌:思ったんだけど俺、あんまりかっこよくないよね?
背:そこはすごく真面目にやったんだ、褒めてくれ!

萌:・・・
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